混合ワクチン
和泉動物病院では猫3種混合ワクチン、猫白血病ワクチンを実施しております。
予防内容
3種混合 | 猫白血病ワクチン | |
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猫ウイルス性鼻気管炎 | ○ | |
猫カリシウイルス感染症 | ○ | |
猫汎白血球減少症 | ○ | |
猫白血病 | ○ |
寄生虫予防
1、外部寄生虫
外部寄生虫とは、ノミ、マダニ、猫小穿孔ヒゼンダニ、耳ダニなどを指します。
ノミは刺されることにより痒みや皮膚炎などの精神的ストレスを受けます。さらには、大量に寄生すると吸血されて貧血を起こすこともありますし、「瓜実条虫」といった伝染病を媒介することもあります。
またマダニは、人間に伝染する「ライム病」や「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」といった重大な疾患を媒介する危険性もあります。
猫小穿孔ヒゼンダニ・耳ダニは、ねこちゃんの皮膚に穴を掘って寄生し、激しい痒みを伴います。時には出血するまで掻きむしってしまうこともありますし、ヒトにも伝染する寄生虫です。
外部寄生虫は感染してからお薬を使うのでは、ねこちゃん・飼い主様双方にとって危険ですので、「感染する前に予防する」ことを心掛けて下さい。
和泉動物病院では予防薬は主にスポットタイプをご用意しております。
2、内部寄生虫
内部寄生虫とは、消化管に寄生する回虫、鉤虫、条虫、コクシジウムなどがあります。これらは主に下痢や血便、体重減少などを引き起こしますので、見つかった場合は早期に駆除が必要です。
また、心臓に寄生するフィラリア(犬糸状虫)は、わんちゃんでは有名ですがねこちゃんにも寄生します。
ねこちゃんにフィラリアが寄生すると、わんちゃんよりも重篤な症状を引き起こすことがあり、嘔吐や咳、呼吸困難のほか、突然死をまねくこともある恐ろしい寄生虫です。
3、避妊・去勢手術
元々は「望まれない妊娠を避けること」が主な目的として行われてきました。しかしそれ以外にも、将来的に起こる可能性のある性ホルモンに関連した病気を防止すること、また性ホルモンによって誘発される発情徴候、スプレー行動、攻撃性およびマウンティングなどの性行動などの問題行動を防止することに重点が置かれるようになってきています。
手術を行うにあたっては、全身麻酔をかけるというリスクが伴います。
他にも様々なメリット・デメリットがありますので、まずはご家族でしっかり話し合いを行った上で獣医師にご相談ください。