わんちゃんの予防

混合ワクチン

和泉動物病院では犬5種混合ワクチン、犬6種混合ワクチン、犬7種混合ワクチン、犬8種混合ワクチンを実施しております。

予防内容
 5種6種7種8種
 犬ジステンパー
犬パルボウイルス感染症
犬伝染性肝炎
アデノウイルス(2型)感染症
犬パラインフルエンザ
犬コロナウイルス感染症    
犬レプトスピラ感染症
カニコーラ
   
犬レプトスピラ感染症
イクテロヘモラジー
     ○

 狂犬病予防接種

犬だけでなく、ほぼ全ての哺乳動物が感染する病気です。
狂犬病にかかった動物に噛まれることにより感染し、発症すると100%死にいたる恐ろしい伝染病です。
ただし、ワクチン接種によって予防が可能なのです。これはヒト以外の哺乳動物でも同様であり、そのため日本では狂犬病予防法によって飼い犬の登録と生後90日を越えた飼い犬への年1回のワクチン接種が義務付けられています。
狂犬病の予防注射は狂犬病蔓延を防ぐための飼主様の義務でもあります。

寄生虫予防

1、フィラリア症予防

そうめんのような虫が犬の心臓に寄生して起こる病気で、蚊が媒介しています。予防薬を投与することでほぼ100%予防できる病気です。
フィラリア予防薬投与の前には、フィラリアに感染していないかどうかを血液検査で確認する必要があります。
当院ではフィラリア検査と同時に健康診断を行うことをお勧めしております。
予防薬は飲みやすいチュアブルタイプや錠剤、スポットタイプ、注射薬タイプなどをご用意しております。
注射薬タイプは1年に1回の予防で大丈夫なのでお勧めです。

2、ノミ・マダニ予防

ノミやマダニに刺されることにより、痒みや皮膚炎などの精神的ストレスを受け、さらには「犬バベシア病」「瓜実条虫」といった伝染病を媒介することもあります。
また、人間に伝染する「ライム病」や「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」といった重大な疾患を媒介する危険性もあります。ノミ・マダニは感染してからお薬を使うのではわんちゃん・飼い主様双方にとって危険ですので、
「感染する前に予防する」ことを心掛けて下さい。
予防薬は飲みやすいチュアブルタイプとスポットタイプをご用意しております。
また、1回の投与で3ヶ月間有効な予防薬もございます。

3、避妊・去勢手術

元々は「望まれない妊娠を避けること」が主な目的として行われてきました。しかしそれ以外にも、将来的に起こる可能性のある性ホルモンに関連した病気を防止すること、また性ホルモンによって誘発される発情徴候、スプレー行動、攻撃性およびマウンティングなどの性行動などの問題行動を防止することに重点が置かれるようになってきています。
手術を行うにあたっては、全身麻酔をかけるというリスクが伴います。
他にも様々なメリット・デメリットがありますので、まずはご家族でしっかり話し合いを行った上で獣医師にご相談ください。

和泉ブログFacebookTwitter
LINE大阪どうぶつ夜間急病センター大阪動物ERセンター