こんにちは。
獣医師の山田優樹です。
私は毎週月曜日に社会人院生として大学院で研究を続けています。
そこで学生さん(獣医師のヒヨコ)の研究を指導したりサポートしたりもしているのですが、
ちょうど今が大学6年生にとっては卒業論文の作成と研究発表の準備に追われる時期で、私も毎年この時期は緊張感に包まれる日々を送っています。
各々が将来の獣医療や社会に役立つような研究成果をしっかりまとめる大変で大切な時期で、学生さんたちは皆ヒーヒー言いながら頑張っています。
しかしこの経験が将来、獣医師として診療に当たるうえで非常に重要な経験になるのです。
理論的に考え、困難に遭遇した時は打開策を練り、最良の選択をし、それを解りやすく皆に説明する。
(獣医師になってからはそこに「最良の治療を行う」が追加されますよね)
この「考える」経験が皆さんの大切な家族に最良の獣医療を提供するために重要なのだと私は感じています。
勿論、皆さんと家族に「寄り添う気持ち」を忘れてはいけません。
理屈だけでなく、心と技術を伴った診療。
学生さん達にはこんな獣医療ができる獣医師になって来年の4月から全国で活躍してほしいですね。
そしてさらに若い世代では大学入試センター試験が近付いてきました!
今年も多くの獣医師の卵が産まれることでしょう。
社会ではある大学の獣医学科設立に関して色々とありましたが…
新しい有志達においては、気にすることなく、自分の「夢」を「未来」に変えられるように頑張ってくれることを期待しています!!
そして我々も皆さんと大切な家族に最良の獣医療を提供できるよう、日々努力を重ねてゆきます!!
暑苦しい文章になりました
最近急激に寒くなったせいか、胃腸炎や膵炎が流行っていますので、何か異変がありましたら早めに受診して下さいね~